将来の不安は誰しもありますが、僕もしがない薄給サラリーマン。
基本的にポジティブでありたいとは思いますが、この先、会社が、人生がどうなるのか不安はぬぐえません。
だからこそこうして副業としてブログを書いています。
今回、良書に出会えたので紹介させていただきます。
「明日クビになっても大丈夫!」ヨッピー著
こんな人にオススメです。
- 会社つまらないなーと思ってる人
- このままじゃよくないよなーって思ってる人
- なんか副業しなくちゃなーって思ってる人
あ、全部僕でした笑
「明日クビになっても大丈夫!」ヨッピー
ヨッピーさんは「インターネットで一番数字を持ってるライター」と呼ばれる方。
下ネタから身体を張った面白記事などを書かれています。
正直、本を読む前と後で印象が一変しました。良い意味で。
アウトプット(行動)することの重要性
まずヨッピーさんは会社を辞めずに、2足のわらじを履くことを推奨しています。
その上で、自分の好きなこと(趣味)でお金を生み出そうということ。
趣味は趣味でも、生産する趣味と消費する趣味に分けられ、大きな違いがあるのです。
大事なのは消費して満足して終わり、ではなく、何かしらの「アウトプット」を世に対して続ける事である。
「明日クビになっても大丈夫!」P82より
僕も長いこと消費とインプットばかりの人生でした。四十も近くなり、このままでは何も残らないし、ただ消費することが何だか虚しく感じてしまったんですよね。
アウトプットすることでしか、人生に変化は起こせないし、今ではブログやSNSなど誰でも発信することができる良い時代です。
そしてアウトプットすることをやめなければ、お金はあとからついてくるから、そのためにも会社をいきなり辞めることはNGなわけです。
本書では会社を辞めてもいい3条件が挙げられていますが、あなたはいくつ当てはまりますか?
- 副業で月10万以上稼いでいる
- 1年間生活できるだけの貯金がある
- 身軽である(支出を少なく抑える)
プラスワン戦略を持つ
ただ闇雲に好きなことに没頭してもお金にはなりません。
まず儲かりそうな椅子を探して見つけます。
そしてその椅子に座るための戦略を立てる際、そこに自分なりの個性や切り口をのっけた「プラスワン戦略」を持たなくてはいけないのです。
そこで必要となる戦略を立てるのに役立つ法則が、
「広さ×深さ×距離感」という方程式。
- 広さ→世の中にどれだけニーズがあるのか
- 深さ→そのネタ(コンテンツ)に思い入れのある層、つまり刺さる人がいるのか
- 距離感→身近な問題(話題)として関心を持ってもらえるか
この3つの軸を元に「どれだけウケるのか」という戦略を立ててみましょう。
何が自分にとって一番大事なのか
ヨッピーさんは「読者は神様であり、読者の奴隷になる」というポリシーをお持ちです。
自分は誰によって生かされているのか、サラリーマンもフリーランスの方もよくよく考えてみるべき問題ですよね。
下ネタ満載の悪ふざけしたような記事を書きながらも、その裏では真摯に読者と向き合い、たしかな戦略を持たれているクレバーなオトコというギャップに思わず感心してしまいました。
この本では他にも、悩めるサラリーマンへの金言がちりばめられていますので、
何か行動したいけど、何をしたらいいか分からないという方々の背中を後押ししてくれる名著ですよ!