やんぱちです。
妻を怒らせることにはちょっと自信があります。
でもできることなら怒らせたくなんかありません。
今回、素晴らしい本に巡りあったので、共有しますね。
この記事は、下記のような方たちに向けた記事です。
- 女性を何故かいつも怒らせてしまう男性
- いま現在、夫婦喧嘩中のダンナさん
- 女心に興味があるモテたい男子
女の機嫌の直し方
「女の機嫌の直し方」 黒川伊保子著(インターナショナル新書)
人工知能の研究者である著者が、「女の機嫌」という人類最大の謎に、脳科学とAI研究で解明してくれています。
著者のエピソードも秀逸で、夫婦のあるある話ではクスリと笑えて、ご家族との心温まる話もあって読み応え十分の一冊でした。
裏表紙にはこう書かれています。
女性脳を知り、女の機嫌の直し方がわかれば生きるのがぐっと楽になる。
すべての男たちに贈る福音の書!
ウチの家庭も結婚3年目ではありますが、それなりに山あり谷あり、そしてまた谷あり。
いま現在、なんとか円満なので、このように記事を書いていますが、家庭内が暗い谷底にいる時はマジで息苦しいですよね。思い返したくもないです。
でも今回、この本に出会えて本当に良かったと思っています。
僕なりに読み込んで、噛み砕いたエッセンスをお伝えいたします。
女性にはとにかく「共感」せよ
男と女は脳も別物。
女はプロセスを大事にして、男はゴールに重きを置く。
女性脳は共感のため、男性脳は問題解決のためにことばを紡ぐ。
この本のキーワードであり、この一点だけ覚えてもらえば十分と筆者も言っています。
女性には「共感」
1に共感、2に共感、3、4も共感しながら、5も共感。
そうです、とにかく共感するのです!
女性の溢れる感情によるストレスが共感されることで、軽減されるのだそうです。
ここで具体例をひとつ。
妻に「なんだか、腰が痛くて、、」と言われた時、あなたなら何と答えますか?
「医者に行ったのか」
これは男性特有の「問題解決」すればいいじゃん、という思考。これではダメ。
「あー、腰が痛いのか、それはつらいなぁ」
共感とは、相手のことばの反復と同情です。
これを肝に銘じましょう。
しかし、そんないちいち共感なんかしてられるかい!と思ったアナタ。
無理して共感するか、共感をしないでからまれるか。
男はそのどちらかを選ぶしかない。
ここは男の度量を見せましょう。
それで女性がニコニコして、うまく家庭や職場が回るならいいじゃないですか。
女性に謝るときの鉄則
どんなに気を使って、共感しても怒らせてしまう時もありますよね。
そんな時に女性に謝るときのコツも教えてくれています。
僕もよくやってしまうのが、悪いとも思ってもいないのに、
とりあえず謝っておこうという「ゴメン、ゴメン」。
これは当然NGです。
女性の気持ちに言及して、謝る。
たとえば、待ち合わせに遅刻してしまった時、
「ごめん、部長に呼び止められちゃってさ」
仕方ないですよね、仕事ですから。
でも、女性の気持ちにこれでは寄り添っていないのです。
「寒かったでしょう(暑かったでしょう)心細かったよね、ごめん」
女性は遅れてきた結果よりも、心細い思いをした経過の方に重きを置いているわけです。
ここでしなければならないのは、彼女の気持ちを汲み取ること。
「気持ちを察しない=大切に思われていない」という考えに至るのが女性の脳。
僕もそこまで察するのも得意ではありません。
察することができなくて、なじられたらこう言えばよいのです。
「きみの気持ちに気がつかなくて、ごめん」と。
最後に
他にもたくさんの見所が本書にはありました。
たとえば、
- デートの満足度を上げる方法
- No.1ホストの魔法のことば
- ヤ行音という上級テクニック
など、タメになることがたくさん載っていましたので、
ぜひ本書を読んでいただければと思います。
そのうち僕もまた、妻を怒らせた時に確実にお世話になる本です。