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【感想】「講談入門」神田松之丞


講談師の神田松之丞さんという方をご存知でしょうか。

独演会のチケットも即日完売で、いま最も勢いのある講談師です。
テレビやラジオでも活躍されています。

ちなみに昨年末、地元で松之丞さんの講談会があり、
開場一時間以上前から並んで、
最前列センターで拝聴させてもらいました!
その距離なんと3メートル。
しかも、たったの500円で(笑)
色紙にサインしていただきました!

そもそも講談とは?

落語との比較がいくつか挙げられています。

  1. 落語は架空の人物の話で、講談は歴史もの。つまり、落語はフィクションで、講談はノンフィクション(脚色は自由)。
  2. 落語はホームドラマで、講談はドキュメンタリー。
  3. 忠臣蔵で、殿様のために討ち入りする義士を描くのが講談。途中で逃げちゃったヤツを描くのが落語。

最後の忠臣蔵の例えは、故・立川談志師匠が言っていたそうで、

なるほど!と思いました。

この本ではタイトル通り、講談の初心者向けガイド。

講談の基本から、松之丞さんの持ちネタの解説まで。

充実した内容になっています。

松之丞さんは、今後ますます活躍されて、

目にする機会も間違いなく増えてくる人です。

近い将来、真打になることは明らかです。

現在は二ツ目という階級ながら、

CDやDVDを積極的に出している松之丞さんに対して、

「若いうちは音源なんか残さない」という声もあるそうです。

そこで、こんなことを言っています。

   僕は未完成なものも楽しいと思っています。

   結局、今僕らを応援してくださる方々も、

   成長していくプロセスを見ているのだと思うんです。

   未熟な音を出すのは恥ずかしいですが、

   この際、いっぱい恥をかこうと思ってます。

   二ツ目は良質の恥をかく時期ですから。

 

ブログを始めたばかりの僕にはグサリと刺さりました。

未熟だとしても表に出すのは、ブログも一緒。

縮こまっていても仕方がない。

どんどん恥をかいていこうと背中押されました。

松之丞さんとは同年代なので、

勝手ながら、一緒に成長していけたらと思ってます。