子育て

【感想】「懺悔日記 子どもの愛し方を知るまで」藤田あみい


どうも、やんぱちです。

要約

娘の発達に疑いを持ってしまったことをきっかけに、
インターネットにあふれる情報の渦にまきこまれ、深刻な産後うつに。
さらに強迫性障害を発症したあるママの2年半にわたる慟哭と再生の記録。

どんなに苦しくても「愛する娘のために治りたい」、その一心で石にしがみつくように治療法や医師を自ら探し、やがて快方へと向かっていく姿が胸を打ちます。アマゾンより
そもそもこの本を手にとったのは、ウチの妻も人一倍心配性で、産後まもない頃はホルモンバランスの影響で情緒不安定な時期がありました。
そんな妻に何もできない自分にふがいなさを痛感したこともあり、何か得るものがあるのではと思ってのことでした。

藤田さんの文章には飾らないユーモアがあり、ついつい感情移入して、ページをめくる手が止まらず一気に読めました。

藤田さんを襲った不安の正体は、「強迫性障害」という病気。
本人曰く、強迫観念(不安な考え)が生まれ、強迫行為(不安を払拭するための確認行為。藤田さんの場合はネット検索)によって1日の大半を費やしてしまう、というもの。

藤田さんを不安の谷底に落したのは、ささいな言葉であり、
また救ってくれたのも言葉です。

「不安は愛情」

この一文に出会えただけでも、
この本と出会えて良かったと思っています。

ところで、
藤田さんのダンナさんはとても多忙な方で、登場は多くはありません。
しかし、要所要所で妻に寄り添い、優しく導く言葉を投げかけてくれる存在。

言葉は毒にも薬にもなります。
妻への言動、我が子への言動に、愛情と責任をもって、
真摯に向き合っていこうと気持を新たにすることができました。

母親も父親も、解決できない不安や悩みは抱え込まず、誰かに頼っていいんだよ、と背中を押すのではなく、優しくさすってくれるような一冊でした。

全く余談ですが、1歳になるまでにゴリラに会って、ものすごい免疫ができるという話。我が家でも動物園にいかねば!