「AED」
街中でなんとなく見たことあるけど、実際のところよく知りませんよね。
どんな時にどうやって使うかも分からないし。
でも今回ぜひ知っておいてもらいたいのは、
- AEDの使い方
- 家や職場で最寄りのAEDのある場所
この2つを頭の片隅に入れておけば、いざという時にあなたの大切なひとの命を救うことができます。
今回この記事を書くきっかけになったのが、
「健康の結論」堀江貴文著
生き続けるために、最も重要で確実な「結論」はたった一つ。
それは「防げる死を防ぐ」ことだ。
堀江氏は、予防医療の普及する活動をしています。
情報を知っているかいないかで、その人の寿命が決まるというのも、あながち間違いではありません。
知らないより知っておいた方がいいこと、特に命に関わることはぜひとも知っておくべきことです。
AED(エーイーディー)とは

AED(自動体外式除細動器)とは、心臓がけいれんし血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対して、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器です。
心室細動とは、いわゆる不正脈のことで、
心臓から血液を送り出す心室が、けいれんを起こしてしまった状態。
血液が脳に行かなくなることで、意識を失い、数分で死に至ります。
AEDの重要性
日本では毎日7.5分に1人、年間7万人が心臓突然死する
どうです?知っていましたか?
この心臓突然死は、AEDによってある程度は「防ぐ」ことができるんです。
救急隊の到着を待っていては9.2%の人しか助からないが、
AEDで54.0%の人が助かる。
とにかく時間との勝負で、
一般に1分経過するごとに約10%、助かる確率が下がってしまうといわれています。
「心室細動」にはAEDを用いることが、第一の治療法。
医者でもない僕ら一般市民でも命を救うことができるんです。
むしろAEDの使用は、一般市民の必須項目なんじゃないでしょうか。

AEDの使い方
誰かの突然の心停止に遭遇した場合、まずできることは3つ。
- 119番通報して、救急車を呼ぶ。
- 心臓マッサージを行う 参考リンク
- AEDによる電気ショック
基本的に音声ガイドに従うだけなので、どなたでも操作することが可能です。
近くのAEDはどこにある?
- 病院や医療機関
- 大きな駅
- 学校や官公庁
など、全国に60万台以上が設置されているそうです。
全国AEDマップで早速確認しておきましょう!
まとめ
身近な大切なひとのもしもの時のために。
見知らぬ人も誰かにとっては大切な人。
リアリティを持ってシミュレーションしてみよう。
心停止状態の人は放っておいたら100%死亡してしまう。
何も行動を起こさないのは最悪の選択肢なのだ。
でも、AEDの使い方含め心臓マッサージなど、実際に触ってやってみないと身に付かないと思います。
市町村などの自治体で行われている救命講習に参加してみましょう。
忙しくて行けそうにない方には、WEB講習もあるのでまずは調べてみてくださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!